夕暮れの富士見坂

仕事帰りに日暮里に用事があって、ちょっと寄り道しました。

日暮里は、谷中のレトロな雰囲気が素敵な街です。

なんとはなしに裏路地を歩いてみると、古～い木造の下宿があったり、

オリジナルば雑貨屋さんがあったり、いろんな発見があって楽しいのです。

猫にもよく出会いますが、目が合うとさっと逃げる姿がまたヨシ。

猫はそうでなくっちゃね。見知らぬ人には愛想も見せない猫が好きです。


一方、メーンストリートにあたる谷中銀座も楽しい通りです。

メンチカツが美味しい精肉屋さんがあって、その隣にある酒屋さんでは、

ビールをサーバーから注いで売ってくれます。

メンチカツと生ビール。この二つを並べられて、無視して通れるわけないよ！

（酒屋さんが、ビール瓶の空きケースを並べて、その場で飲めるように椅子を作ってくれるのです。）

でも、今日はぐっと我慢して谷中銀座を通らずに日暮里駅へ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

西日暮里駅と日暮里駅の中間にある富士見坂からは、入日がきれいに見えました。

今日もお疲れ、わたし。
 

潮風が呼んでいる～よ～

春がやってきました。房総の海に、陸に！

夫と久しぶりに休みが合い、ドライブがてら出かけてきました。

房総半島は、春が一足さきにやってくる場所。

浮かれた二人は、ガラでもなく、海沿いの花畑で花摘みを楽しみました。

普段、花など買ったり飾ったりしない無粋な我々ですが・・・いや～、思いのほか楽しい！

蕾の状態で摘むので、何色の花が咲くかわからないところがまた楽しいのです。

うっかり自分が素敵な乙女になったかのような錯覚を起こしました。




そして、春の房総といえば、ビーチコーミング！

螺鈿のきらめき、かわいい縞々もよう。

ひとつひとつ、どんな名前がついているのかと

想像するのもまた楽し。ふたりで黙々宝探し。

「何時間でも楽しめそう」と笑う夫を見て、

やはり似たもの同士だと思いました。



お互いの気配を感じながらも、それぞれが宝物をさがす。

とても幸せな時間です。






 

　　さて。それから数日後。

　　蕾だったポピーもストックも次々に開いて、

　　家の中が優しい香りに包まれています。



　　写真のテーブルは、夫の両親が大事にしてきた

　　思い出のテーブル。

　　椅子とセットになっていて、台所に置いています。

　　新婚時代に購入して、ずっと大切に使ってきたそ

　　うです。　新品よりも嬉しい贈り物。

　　我が家の宝物です。

 

甘い！

夫と珍しく可愛らしい感じのお店に食事に行きました。と言っても、チェーンのイタリアンです。

赤いギンガムチェックのテーブルクロスに、可愛らしい照明。

私たちは普段外食というと、ラーメン屋や小汚い居酒屋（二人の好み）、海沿いの海鮮料理屋などが多い

のですが、この日は何と言う理由もなく、イタリアンに行くことにしました。

で。肝心のメインはイマイチだったのですが、デザートが可愛らしくて、テンションがあがりました。

　こんな感じに、お皿にチョコレート　

　やソースで花やらハートやらを書い

　てくれるのです。

　乙女なら誰でも若干のテンションが

　あがるような可愛らしさです！しか

　も目の前でやってくれるので、ちょ

　っとしたアトラクション要素もあり。

　春なので、いちごのモンブランと、

　ベリーのタルトにしました（二つ選べ

　るとのこと）。

　さて。肝心のお味は・・・。甘ーい！

　結構な甘さだよ、これは。甘いもの

　大好きなんだけど、どちらかという

　とお子様向けの甘さで、ブラック珈

　琲がぶ飲みでした。でも、たまには

　こんな可愛いらしい雰囲気のお店

　も有りかな？

ゆっくり食べて、皿のアートを眺めて、珈琲をがぶ飲みし、会話を楽しむ。楽しい晩餐でした。