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仕事帰りのいつもの道では、桜が満開でした。王子駅の近くの公園です。

今年は肌寒い日が続いていましたが、桜はちゃんと花を咲かせるのですね。


05fea917.jpg
 桜の開花をめぐって、こんなに

 大騒ぎするのは、日本人だけか

 もしれません。 桜は日本人の

 歴史や精神世界、文化と深く結

 びついた特別な花なのですね。


 平安時代から桜を詠んだ和歌

 も多い。江戸時代の奉行所を舞

 台にしたあの「遠山の金さん」の

 背中に描かれていたのも桜吹

 雪でした。こどもの頃、祖父と一

 緒によくあのドラマを見ていて、

 決め台詞のシーンでは二人し

 て盛り上がったっけ。

 歌舞伎でも、桜の幕が使われ

 います。やっぱりあの派手な感

 じがいいのかな?

 

 でも、その一方で、散りゆく桜に美しさを重ねた悲劇があったことも忘れられません。

 儚いようでいて、散り際に見せるあの激しさ。その中に立っていると、あまりの派手さに圧倒されて、

 目がまわるような、怖ろしさすら感じてしまいます。闇夜に真っ白く浮かび上がる夜桜も神秘的で、

 どことなく妖しさを秘めている気がして、ゾクっとしてしまいます。 「桜の木の下には死体が埋まって

 いる」なんていう話もあったけ。やっぱり桜にはすごい存在感というか、物語性というか、他の花には

 ない力があるような気がする。きれいなだけじゃないところが、きっと特別なんだろうな。
 
 ・・・と桜の下を通りながら、色々考えてしまいました。
 

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