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五月晴れのある日。
東京都文京区の白山神社に行ってきました。三田線白山駅から徒歩5分くらいのところにあります。
山梨の両親も一緒です。この日、日本武道館で「加山雄三50周年コンサート」(し、渋い・・・)が開かれる
そうで、何を隠そう二人はそれを観にやってきたのです。父が今年の春から定年で仕事を終え、ゆっくり
出来る時間ができたせいか、母を誘ってあちこちに出かけるようになりました。にしても、この間、旧古河
庭園にバラを観にやってきたと思ったら、今度はコンサートって!どれだけアクティブなんだか。
そのコンサートには、さだまさしも出るらしく、二人にとってはすごく楽しみな内容のようです。
そんなわけで、コンサートの前にお茶するだけでも良かったんだけど、せっかくなので、どこか季節の花
でも観られるところはないかしら?と調べてみたら、ちょうど白山神社で紫陽花まつりをやっているという
ではありませんか。まだ見頃には早いかなーとも思ったのですが、他にあてもないので行ってみることに。
白山駅で待ち合わせて、駅近くの蕎麦屋でお昼をとったあと(私と父は昼からビールで乾杯)、いざ白山
神社へ。神社の場所はすぐわかったのですが、「あれ?まつりにしてはやけに静かじゃない?」と3人。
なんとなんと。日付を一日間違
ってました。紫陽花まつりは明
日から!今回は私がナビしたの
で、「いかにもあんたらしいね」と
笑われましたが、「静かに観ら
れてかえっていいかもね」という
ことでお許しいただき、のんびり
と境内を散策。そこには、色とり
どりの紫陽花で飾られた狛犬
が。何だか面白いタテガミ(とい
うのか?)です。村のわらしみた
いな・・・。紫陽花の種類も色々
で、縦長の白い花もよくみると紫
陽花!この日はとても暑い日で
したが頭上の木々が木陰をつく
ってくれて、通り抜ける五月の
風が境内の絵馬をカラカラと揺らしていました。風に揺られた木からは、小ささなさくらんぼがポトリと
落ちてきます。春には桜がきれいなんだろうな~。
葉ずれの音、絵馬の揺れるカラカラという音、そして静寂。とても心地よい時間でした。
ここの神様は、歯の神様で有名だそうで、紫陽花まつりの期間中は、歯ブラシの奉納も受け付けて
いるとのこと。紫陽花はまだ2~3分咲きでしたが、とてもいい場所でした。
少し境内を散策して、「さて。珈琲で
も飲みに行こうか」、ということにな
り、駅へ戻る途中にこんな植物を発
見。人家(マンション)の入り口なの
ですが、アーチ状に棚をつくってぶら
下がっています。糸瓜の花??と思
いましたが違うみたい。
母が「これ、〇〇だよ」と言っていた
のですが、肝心の名前を忘れちゃっ
た。ラッパを逆さまにしたような、ラン
プのような、面白い植物でした。
住人の方々、はこの下をくぐって出
入りするっぽいです。この季節はお
出かけや帰宅がちょっと楽しくなりそ
うな感じ?
母が突如「ショパンに行きたい!」とのこと。母の言う「ショパン」とは、神田にある古い喫茶店のことです。
昔行ったことがあるのか、本で読んだのか、何やら思い入れがあるご様子。ということで、ショパンを目指して
神田へ行くことにしました。携帯で地図を調べてはみたものの、方向音痴の私には読み取れず・・・。
「ちょっと聞いてくる!」と母は目の前にある何かのお店に入っていっちゃいました。いつも思うのだけど、
こういう時の行動力はすごい・・・。「調べるより聞いたほうが早い!」と、物怖じせずにガンガン聞きます。
私も昔よりは聞けるようになりましたが、まだ「まずは自力で」という気持ちがあります。昔は母のこういう
ところを「ちょ、ちょっとやめてよ~」と恥ずかくなる時もあったけど、今はもう頼もしい限り。
(我が家の対外政策は、「母⇒頼む役」、 「父⇒断る役(セールスでも何でも)」と昔から決まっています。)
駅から歩くこと5~6分、藪蕎麦の向かいにあり
ました。「ショパン」は、とっても素敵な喫茶店で
した。静か過ぎず、煩すぎず。珈琲も美味しい
し、照明の明るさもちょうどいい感じ。店内には
飾られているステンドグラスは、華美すぎない
落ち着いた色味でシックな雰囲気を出していま
した(実際は写真でみるよりもっと暗い感じ)。
もうひとつのステンドグラス。ちょっと
わかりにくいのですが、「CHOPIN」
と書かれています(写真右下)。
店内は打ち合わせの会社員風の人
たちや、静かに珈琲ブレイクをしてい
るお一人様もいて、結構席は埋まっ
ていました。神田は出版関係の会社
が多いので、打ち合わせなんかにも
よく使われるのかもしれません。
珈琲だけじゃなく、ミックスサンドも美味しかっ
た。今度は藪蕎麦に行って、その後にショ
パンというコースもいいなぁ。
後日談:
加山雄三コンサート、とても良かったとのこと。
さすが、永遠の若大将だねー。
山梨の両親が東京にバラを観にやってきました。当日に母から電話がかかってきて、「今日あんたの
職場の近くにバラを観にいくよ」と。私の両親は、行き当たりばったりを愛する人たちなので、当日に
連絡がくることはよくあること。話を聞くと、行き先は都内北区の旧古河庭園で、私の職場からは本当に
すぐ近くでした。私も今まで気になっていたものの、帰る方向と違うので、「また今度」と先延ばしにして、
はや5年。今の時期は特別に夜までライトアップしているというので、私もこの機会に行ってみようと
思い立ち、仕事後、合流することにしました。
★旧古河庭園 (www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html)
行ってみると、ま~!美しい。ちょうど満開で、 色とりどり色んな種類のバラが咲き乱れていました。
な。忘れた・・・。このバラを見
ていてふと思い出したのが、チャー
ルズ・レニー・マッキントッシュ
(Charles Rennie Mackintosh,
1868年-1928年)のバラモチーフ。
アール・デコの時代に活躍した
グラスゴーの建築家で、私はその
建築や作品がとても好みなのです
が、マッキントッシュの描くバラは優
しい曲線で、まさにこの写真のよう。
バラというと派手で華美で・・・という
イメージが強いけれど、こんなに柔
らかい雰囲気のバラもあるのね。
治の元勲・陸奥宗光の別邸だ
ったそうです。設計は、旧岩崎
庭 園(洋館)やニコライ堂、鹿
鳴 館の設計で知られるあの
ジョサイア・コンドル(1852年-
1920年)。お屋敷とか洋館と
か大好物なので、垂涎もので
した。生憎中には入れません
でしたが、外観だけでも満足。
他にもこんな感じとか。
このバラも淡い色味できれいです。ちょっとくすんだ色味
の方が好みなのかもしれない。派手すぎると、何かドキド
キして落ち着かなくて (お年寄り)。
両親は、クンクン香りを嗅いで愛でていました。
棘や花びらに触れてみたり。
バラの香りって、香水や化粧品に使われているとキツく
感じるけれど、実際のバラはふんわり上品な香り。
やっぱり生花の香りは特別です。
バラだけでなく、菖蒲もきれいに咲いていました。
こんな屋敷に一日だけでもいいから住んでみたい
ものです。この際使用人でもヨシ・・・。
あの窓から咲き誇る薔薇を見下ろして、華族の
お嬢様らしく物憂げな溜め息のひとつでもついて
みたい・・・という乙女チックな妄想が膨らむ場所で
した。
まあ、夢は夢。 その後、三人で駒込駅へ出て、
超庶民的な居酒屋へ流れたのでした。蒸し暑い日
だったので、ビールが旨かった~。
★後日談。なんとマッキントッシュにちなんで名付けられたバラが実際にあるということが判明。
バラの名前は、まさしく「チャールズ・レニー・マッキントッシュ」!
旧古河庭園にもあったのだろうか。結構有名なのかな?
札幌にある「ローズパーク」というバラ園のサイトに、写真がありました。
→ www.shiroikoibitopark.jp/rosegarden/rose_96.html
何と可愛らしい!ほんとまん丸です。
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