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b34c643c.jpg 
 ゴールデンウィークに、ぶらりと千葉県市川市の法華寺

 に行ってきました(法華寺 www.hokekyoji.com/ )。

 夫は仕事だったので(お疲れ様で御座います)、

 一人ぶらり旅をすることにしました。旅といっても、

 どこも混んでいるし、遠出をするには昼を過ぎていた

 の で、近場で未踏の場所を探索することに。

 法華寺は、京成線の京成中山駅から徒歩10分くらいの

 ところにあります。鎌倉時代に建てられた日蓮宗大本山

 のお寺だそうです。駅からしばらく歩くと、立派な門が見

 えてきます。門のむこうにきれいな新緑が。

 

 


aae1585b.jpg

 
 

 散歩にぴったりな初夏の陽気で、参道を歩い

 てきただけも、汗ばむくらいの日差しです。

 大きな門をくぐったら、参道が伸びています。

 左右にいくつかお寺がありました。ふらりと立ち

 寄ってみると、きれいな芍薬が咲いていまし

 た。大輪ですなあ。

 さて、参道にもどり、法華寺を目指します。

 しばらく歩くと、突き当たりに見えてきました。

 










d7093112.jpg

 
 
 広々とした境内では、木々が木陰を

 をつくり、心地よい涼をくれました。

 汗ばんだ手を手水で浄め、本堂に

 手を合わせます。家族が健康で暮ら

 せますように。


 静かで落ち着くー・・・。


 




e990ddd2.jpg
 しばらく境内をぶらついて、喉が渇いてきたので、

 参道に戻ります。参道には、和小物を扱うお店や、

 田楽や心太が食べられる茶屋が並んでいます。

 休憩しようっと・・・あ!ビールも売ってる。

 こんな暑い日は、美味しいだろうなぁ。

 田楽食べながら、ビールもいいなあ・・・。

 茶屋は全部で4~5軒あるので、どこへ入ろうか

 キョロキョロ。

 
 迷っていると・・・、あー!あれは!?

 あそこにしょう!
 







14b502bc.jpg じゃーん。茶屋の入り口でご休憩をとら

 れていました。客がきたからといって、

 愛想を振りまくでもなく、ゴンゴン寝入り

 です。そこが可愛らしくて良いんだな。

 最初は黒白だけだったのに、少ししたら

 キジトラが合流。私がすぐ隣の椅子に座

 っても逃げる様子もなく、背中をなでて

 も、ピクリとも動じませんでした。心の広

 い猫たちでした。

結局、ビールはやめて、冷たい抹茶をいただくことに。あー美味しい。今度は夫を誘ってこようっと。 

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歌舞伎座が改築されます。長い長いその歴史に幕を閉じます。

大学時代の先生が、とにかく歌舞伎好きで(大向こうまでかけちゃうレベル)、有難いことに最後の

歌舞伎座にお別れにいくからとお誘いをいただきました。先生は芝居のあとに柱に寄りかかって

今にも泣き出しそうな勢い。歌舞伎座を失うことは、帰る場所を失うような悲しみだとも。

学生時代に歌舞伎に目覚め、青春を共にしてきたそうです。同じ思いの人が沢山いるのではないか

と思いました。


92eaa7cd.jpg

























歌舞伎座のWEBサイトでその歴史をちょっと追ってみると、その始まりは明治22年(1889年)。

演劇改良運動の熱心な唱導者であった福地源一郎が自分たちの理想を実現すべく、日本一の大劇場

を目指して造ったのが歌舞伎座だった。外観は洋風で、内部は日本風の3階建て檜造り。客席定員は

1824人、間口十三間(23.63m)の大舞台を持つ大劇場として誕生した。(ふむふむ。)

その後、明治44年(1911年)に施設老朽化のため改築。正面車寄せは唐破風造りで、内部の正面

大玄関は格の鏡天井、観客席は高欄付きの総檜造り。(なんと豪華な劇場だ!)

けれど、そこから十数年、大正10年には漏電により焼失。(総檜造りなだけに、火のまわりも早そう。)

その後、再建工事にとりかかるも、大正12(1923年)年9月1日の関東大震災の被災により工事は

一時中断。何とか翌年に再開さ れ、今度は桃山時代を思わせる優雅な大殿堂が出来上がった。

火災にもこりて、耐震耐火の大建築で、正面大屋根の高さは100尺(約30m)、全椅子席に冷暖

房完備、舞台の直径60尺(約18m)、内容外形ともに日本一を誇る大劇場が完成!けれども・・・。

昭和20年(1945年)5月の空襲で、外郭のみを残して焼失。その翌年の昭和25年(1950年)、

現歌舞伎座の竣工に至り、それから50年後の平成14(2002年)、「登録有形文化財」に登録

された。(すごい歴史があるのね・・・!)


以上、全て歌舞伎座のWEBサイトから引用しました。
   (http://www.kabuki-za.co.jp/siryo/hensen.html


私は、歌舞伎はまだ数えるほどしか観たことがなく、歌舞伎の「か」の字もわからないレベルです。

なので、今回の取り壊しについても、個人的な想いよりも、歴史的な建造物の保存という観点で

しか考えることが出来ません。でも、今回歌舞伎座の歴史を調べてみて思ったのは、歌舞伎座は

私の父方の祖父母の生きた時代を丸ごと体験し、今に続いているということ。要するに近代の歴史

そのものなのだと。父方の祖父母は、東京生まれ、東京育ち。明治の生まれです。なので、関東大

震災も東京大空襲(祖父は満州へ)も体験しています。父はよく祖母から関東大震災の時の話を

聞いたそうです。その本当の凄まじさは、当時を生きた人にしか語ることが出来ないものでしょう。

そして戦争中の話は祖父母ともあまりしたがらなかったとのこと。沈黙もまた当時を生きた人だから

こそなのでしょう。祖父母は、まさに歌舞伎座とほぼ同時代を、同じ東京で生き抜きました。二人とも

もう他界しましたが、もっと色々話を聞いておけば良かった、という悔いばかりが残っています。


建物も人も年をとる。だから終わりがくるのは、仕方のないこと。頭ではわかっていても、割り切れない

ものです。

とある喫茶店(どこにでもあるチェーンの珈琲屋さん)で。

出ました、カフェラテのハートが・・・!何の変哲もない喫茶店だのに。びっくり。

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 難しいそうな、やってみれば実は簡単そう
 
 な? 近頃、流行っているようで。確かに、

 プチ・ハッピー。

 この店は、どこにでもある喫茶店で、割と騒が

 しいのだけど、その中で勉強してる人や本を読

 んでいる人もいたりして、その雑多な感じがか

 えって落ち着きます。学生時代、辞書を開いて

 ガリガリやっていました、私も。そしてしばらくの

 停滞が・・・。長らくさぼってしまったなあ。

 ようやく再開します、その続きを。



 

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